私達が考える福祉

社長メッセージ

すべての人が共生する住みよい社会を作る

タイトル

私たち、喜林グループは2008年3月に創業以来、「すべての人が共生する住みよい社会を作る」をミッションに「福祉の里構想」を掲げ、介護関連事業を進めてきました。

地域の皆様に支えられ、また素晴らしい従業員に恵まれ、事業所は20を超えるまでに発展することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

創業当時、飛騨地域は介護に対する正しい認識は低く、在宅を中心に介護を提供する事業所はまだまだ少ない状況でした。行き場のない高齢者の方は病院が終の住処となり介護難民と呼ばれるようになっていました。高齢者の方にとってとても幸せとは言えない状況で、この問題を解決しようと、さまざま方が事業所を設立し介護の仕方を模索してきました。

創業者の想い

タイトル

創業者である父もその一人でした。
父は自動車関連の会社を経営していましたが、決して利用者様中心とは言えない介護の現実を知り、還暦を目前にして自らヘルパー2級の資格を取得し介護の現場へ。

その体験をもとに「愛と調和を基盤とした介護サービスはできるはずだ」と本来あるべき介護の姿を考え実現しようと創業しました。これが喜林グループの原点なのです。

父の想いを引き継ぎ、更なる発展を

タイトル

私は2010年に、父の想いを引き継ぎ代表取締役に就任しました。私は父が“理想”とした「すべての人が共生する住みよい社会」の実現を目指し地域社会貢献に事業の幅を広げる決意をしました。

具体的には、保育事業や障がい福祉事業、福祉との連携を目的とした農業、飲食業、配食事業です。ありがたいことに、私たち喜林グループの理念に共感し、たくさんの素晴らしい人財が次々に集まってもらえました。

従業員と一緒に考える

タイトル

私は、従業員と一緒に考えることが大好きです。みんなと一緒に喜林グループの未来を語ることが大好きです。もともと人を支える生き方が自分らしいと思っていましたので、さまざまな専門知識、キャリア、強みを持った従業員に、もっと活躍できる環境を整え支えることがうれしくてたまりません。

私の強みと従業員の強みを掛け合わせ、喜林グループしかできない事業を築き上げていきたいと考えています。

直面している課題に挑戦する

タイトル

今、介護関連事業が直面している課題は何でしょうか。私は二つあると思っています。一つは「人手不足」。もう一つは「自分らしさが発揮できない職場環境」ということです。

人手不足は、簡単に言ってしまえば、需要はあるのに働く人が不足しているということですが、本質は、介護業界に働きがいを見出す人が少ないということなのかもしれません。しかし、高齢者の方、障がい者、介護が必要な人支える人、健常者、大人、子供が共生する社会、そういった垣根がなくなる社会が来る日は近いと思っています。私を含めた従業員が範となり、そのような社会で「働いて幸せ、楽しい、うれしい」と感じる人を圧倒的に増やしていくことが課題となります。

また、「自分らしさが発揮できない職場環境」も介護業界の課題です。なぜなら、この業界はまだまだ、仕事をマニュアル通りにこなすことを基本としていることが多いからです。しかし、私たちは創業以来「自ら感じて考え行動し、自分らしく働く」を実践してきました。これを続けてきた証が今日の喜林グループの姿だと自負しています。

この二つの課題を解決し、「憧れの職業」にすることこそ、私たちのミッションだと思っています。

未来の喜林グループ

タイトル

未来の喜林グループを語りだせば、このページには収まらないくらいたくさんありますが、一つ言うとすれば「ご高齢者の方の生き方や知恵を社会に還元すること」でしょうか。

私たちは、利用者様の介護を通してたくさんのことを学ばせていただきました。印象深く残っているのは、利用者様が人生で培ってきた知識・知恵の話です。「昔はすごいことをたくさんやってきたけど、今はただの年寄り」と話す方がとても多いのです。この知恵をもう一度、社会に還元できないか。私はこれを「すべての人が共生する住みよい社会」に付け加えるべきだと考えました。人生100年時代と言われる昨今。これに挑戦する価値は十分にあるのではないでしょうか。

これからは地域に住むすべての人の強みや知識を総動員して新しい社会を作る時代。私たち喜林グループはその先頭を切って、事業に邁進していきたいと思っています。

これからも喜林グループをどうぞよろしくお願いいたします。

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